どうも。
突然やって来るBloggerの追加機能。
画像の遅延読み込みに続いて、Bloggerにアップロードした画像をWebPとして扱う機能が追加されました。
Bloggerに"WebP画像の提供"の設定が可能に
以前からBloggerでもWebPのアップロードは可能でした。
但し、WebPのファイルをアップロードしてもブログで表示される時はJPEGファイル(拡張子.jpg)として扱われてしまいます。
この現象を避ける為、アップロードした画像に"-rw"パラメーターを付与する事で、ブログで表示した時にWebP(拡張子.webp)として表示する事が可能になります。
更にJPEGファイルをアップロードした場合も有効。
不思議な事に"-rw"パラメーターを付与したJPEG画像をchromeの検証機能で確認してみると拡張子は.jpgのままでファイルサイズが減少しています。
この画像をブログからPCやデバイスに保存すると拡張子は.webpとなっているのでWebP画像として扱われているようです。(なんか気持ち悪い)
そんな感じで、どちらの解釈で使われるパラメーターなのかよくわかりませんが、今回の追加機能である"WebP 画像の提供"は有効にすると投稿画像毎に"-rw"を自動的に付与してくれる機能の様です。
前述のどちらに対する追加機能なのかわかりませんが、都度HTMLで"-rw"パラメーターを追加や、テーマ上でjsを扱う必要も無くなります。
尚、当機能は投稿にアップロードした画像ファイルにのみ提供される機能です。
設定方法
Bloggerのメニューから"設定"をクリック(タップ)します。
設定内の"投稿"セクションにある"WebP 画像の提供"のスイッチを右にスライドして有効にするだけ。
機能を無効・有効にした時の違い
以下の条件で保存した投稿について、WebP機能を無効にした時と有効にした実際のブログに表示された画像のファイルの違いを確認。
- 2.75MB/w4160×2360のJPEGファイルをBloggerへアップロード
- 画像の編集でサイズを特大に指定する。
機能を無効(WebPで提供しない)とした場合
- ファイルサイズは58.4kB
- 画像は650×359 pxとしてレンダリング
- 拡張子は.jpg
機能を有効(WebPで提供)とした場合
- ファイルサイズは33.4kB
- 画像は650×359 pxとしてレンダリング
- imgタグには-rwが付与されています
- 拡張子は.jpgのまま(ブログから保存すると.webp)
WebPを有効とした場合、43%程ファイルサイズが小さくなっています。
ただねぇ…WebPを無効にした場合でも元のファイルサイズが2.75MBもある画像が、ブログに表示される時はレンダリングされて58.4kBに抑えられているだけで十分な気がしますけど。
因みに、当該機能の無効・有効に関わらずブログで表示された画像をダウンロードすると元のサイズの2.75MB/w4160×2360のjpegファイルがダウンロードされます。
以上。
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